しわ

しわとは、おもに真皮の構造の変化によるものをいいます。しわは「表皮性しわ」と「真皮性しわ」の2種類に分けられ、その主な原因は肌の乾燥や紫外線によるものです。

しわの種類

主なしわの種類です。

表情じわ

表情じわは、表情筋が働く際にできるしわのことです。主に目尻、眉間、額、法令線などにできます。本来は一時的にあらわれるしわですが、紫外線などでダメージを受けた肌が乾燥状態になったり、加齢によって肌のハリや弾力が低下すると、よりしわが深く入り目立ってしまったり、しわが残る「刻みじわ」になっていきます。

表皮性しわ(ちりめんじわ)

肌の表面にできる浅くて細かいしわです。加齢に伴い目の下や目尻などにでき、肌の代謝や保水力の低下、乾燥、紫外線によるダメージが主な原因です。

真皮性しわ(小じわ)

しわの深さが真皮に達し、V字型に陥没したしわです。加齢に伴い目尻や額などにでき、肌の弾力の低下や乾燥、紫外線によるダメージが主な原因です。

たるみじわ

たるみじわは、肌のたるみによってできるしわです。加齢に伴いコラーゲンやエラスチンなど肌を支える組織が失われ、皮膚が垂れ下がることでしわが目立つようになります。主に目尻、目の下、眉間、額、法令線などにできます。

しわの治療

しわ治療においては、しわの原因をしっかりと見極め、症状に適した方法を取ります。
ここでは主なしわの種類による治療法を説明しています。

表情じわ、表皮性しわ(ちりめんじわ)
マッサージピール、リジュラン注射、ボトックス注入、プロファイロ注入、ヒアルロン酸注入、脂肪注入、ジェネシス、タイタンなど機器を用いた治療で改善を図ります。

真皮性しわ(小じわ)、たるみじわ
リジュラン注射、プロファイロ注入、ヒアルロン酸注入、高密度焦点式超音波リフト(HIFU)など機器を用いた治療で改善を図ります。